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建設業における電子商取引「CI-NET」

建設業における電子商取引「CI-NET」

CI-NET(Construction Industry NETwork)とは、建設産業全体の生産性向上を図るため、建設生産に関わる様々な企業間の情報をネットワークを利用して交換するための仕組みのことです。

見積もり、注文、請求、決済と様々な段階で帳票のやり取りが行われています。そのやり取りを電子化(データ化)しようという仕組みであり、CI-NETはこれらを電子的に交換するための標準として作られたのです。

各企業はCI-NETに対応したシステムを導入することによって、様々な取引先と電子商取引ができるようになります。

CI-NET導入フローチャート

  1. 企業識別コードの取得
  2. 電子証明書の取得
  3. 協定書の交換
  4. 運用マニュアルの取り決め

CI-NET導入のメリット

  • 生産性の向上
     取引先と瞬時に見積書や契約書の交換ができます。
  • 印紙税負担の軽減
     注文書への印紙の貼付が不要です。
  • 電子データを使いこなせる
     見積書データを利用して注文書を作成できます。データであるため紙を節約できるだけでなく、保管スペースの節約にもなります。
  • 法令遵守
     煩雑な契約処理にも対応できるようになり、書類の紛失ということがなくなります。

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